「宿題のやる気が出ない」を解消する宿題を効果的にやるための8つのコツ

宿題

多くの子供学生にとって、宿題と言うものはめんどくさく好き好んでやるものではありません。

しかし、宿題をやらないまま放置していては、先生に怒られたり成績を悪くしてしまう原因になるので、とりあえずでもいいからやらなければいけないものだと思います。

夏休みの宿題ともなれば、量は膨大であり計画的に進めておかないと夏休みの最終日にヒーヒー言いながら宿題に追われたり、学校が始まって宿題提出までのわずかな時間を利用して、なんとか宿題を片付ける…と言う自体に陥るのは言うまでもありません。

今回は、そんな「宿題のやる気が出ない」を解消するためのコツについてまとめました。

 

宿題のやる気を出して効果的にやるコツ

制限時間を決めて行う

基本的にめんどくさくて単純作業の繰り返しになりがちな宿題を効率的に終わらせるためには、ただダラダラと机に向かうのではなく、例えば「30分間だけ集中して宿題をする」と言うように制限時間を決めて行うことが効果的です。

ここで決める制限時間は、自分の集中力の持続具合を基準にして、自分に合った時間で行うのが良いでしょう。

なお、制限時間は長すぎて途中でだるくならないように、何度か試して見る中で適度な長さを見つけて行くようにしましょう。

 

複数回に分けて行う

宿題の量が多すぎて短時間で終わらすことができないものであれば、例えば「3回に分けて片付ける!」と言うように複数回に分けて宿題を片付けていくことも、やる気を出すためのコツです。

宿題に対してやる気が出なくなる理由としてあるのが、めんどくさいことだけに「1回でパッツと終わらせてしまおう」とした結果、疲れているのにダラダラと宿題を続けて無駄に疲れてしまい「宿題=だるい、めんどくさい」というイメージが強くなってしまうことです。

この経験が記憶に残っているために、いざ宿題を目の前にしても「ま~た、あのしんどくて辛い経験をしなけれいけないのか…」と言う嫌な経験が思い出されて、やる気が削がれてしまうのです。

なるべくやる気を出して宿題を終わらせることを目標だから、複数回に分けて適宜休憩を挟みつつ計画的に片付けていくようにしましょう。

 

youtubeの勉強動画を見ながら行う

YouTubeでは、人気YouTuberの方が延々と勉強し続けるだけの様子を投稿した動画がアップされており話題になっています。

この動画は「勉強動画」と呼ばれており、勉強のBGM代わりとして動画を流しつつ自分も勉強に励むと言う人が多くいます。

YouTubeの人が勉強している姿を見ることで「自分も勉強がんばらなければいけないな」と言う前向きな気持ちになったり「あのYouTuberさんが勉強している姿を見ると意を引き締めなければいけないという気持ちになる」というように、背中を押されて宿題に取り組めるようになるのです。

 

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勉強用のSNSを使ってモチベーションを上げる

TwitterやInstagramでは、自分が勉強の記録を写真に撮ってアップする勉強用のアカウントを使うことで、モチベーションを維持している人がいます。

勉強用のアカウントどうしでつながることで、お互いの頑張っている姿が確認でき、切磋琢磨しながら勉強に励めるようになるます。

また、いいねやコメントがつくことで「勉強頑張ったら褒めてもらえる」という経験を得たことで、次第に自分から勉強に励めるようになります。

 

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朝早起きしてやる

宿題をやる時間帯にも注目してみましょう。普段の学校の宿題ともなれば、学校から帰ってきて夕方から寝る前までの時間に行うものでしょう。

しかし、人によっては「部活の練習で体力を使い果たして宿題をやるだけのエネルギーが残っていない…」と言う人もいますし、「ほかの家族がくつろいでいることもあって、わざわざめんどくさい宿題をやる気にはなれない…」と言う人もいるでしょう。

そういう人は、やる気の出にくい夜に無理して宿題をするのではなく、次の日に朝早く起きてさっさと片付けるというのもやり方の1つです。

 

ただし、朝に宿題をやる場合は朝の短い時間のうちにさせるだけの宿題の量かどうかを事前に確かめておく必要があります。

朝早く起きるといっても、早起きすぎて睡眠不足になってしまっては本末転倒なので、30分~1時間ほど早起きするようにして、その時間内でこなせる宿題を選んでやるようにしましょう。

 

簡単な問題から手を付けるようにする

宿題は取り掛かる問題次第では、やる気が出にくくなったり逆に想像以上にやる気が出てちゃっちゃと終わらせることができます。

ちゃっちゃと終わらせるためには、最初からペンが止まるような難しい問題を解こうとするのではなく、基礎的な問題や単純な書き取り問題から着手するのが良いでしょう。

 

人間のやる気と言うのは、実際に手を動かしたり問題を解き始めることで、じわじわと湧いてくるスロースタート式になっています。

最初から「難しい問題を早く片付けたい」と感じて、結局難しすぎて全く手が動かない状態であれば、いつまでたってもやる気が湧いてこないだけでなく、無駄に時間を消費してしまい疲労が溜まるだけです。

それを防ぐためにも「とりあえず簡単なものからやってみよう」という気軽さで宿題に取り組むようにしましょう。

 

自分で自分を褒めてみるようにする

「宿題はやって当然なんだから自信を持ったり、そのことを自慢げに話すのは控えた方が良い」と言うような宿題に関する価値観が、あらゆる勉強の場面で感じる事があります。

しかし、冷静に考えればわざわざめんどくさいことのために、自分の大事な時間を割いて最後までやり遂げた、と言う事はもっと褒められてもいいものではないかと思います。

もちろん、「宿題をやったから褒めてよ」と躊躇なく言うのはハードルが高すぎて難しいと思いますが、代わりに心の中で自分で自分を褒めてみたり、上で触れた勉強用のSNSアカウントでいいねをもらって褒めてもらうのも方法の1つです。

 

どうしてもわからない問題は残しておき、先生に相談してみる。

宿題の中で、どうしても自分の力だけでは解けない問題が出てきて悪戦苦闘した経験がある人は多いと思います。

その場合、自分の力では解けない問題が出てきた場合は、無理に解こうとして時間を使うのではなく、潔く残しておき後日先生に質問して理解するようにしてみるのも方法の1つです。

 

また、個別指導塾に通っている人に限りますが、個別指導塾の先生と相談して、時間があれば学校の宿題でわからなかったところを聞いてみるのも方法の1つだと思います。

学校の先生以外の先生の教え方や解説の仕方を聞くことで、自分が思っていた以上に実は簡単な解き方があったと気がつけることもあります。

また、個別指導塾は若い先生が多いために年の離れた先生に相談するよりも気軽であり、悩みを理解してもらいやすい、より自分にあった説明をしてもらえるというメリットもあります。

 

 

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適度に休憩を挟みつつ宿題をしっかりこなすように

やる気を出したい人に多いのが休憩が疎かという点です。

  1. 宿題は面倒だから一気にこなしたい
  2. 休憩無しでダラダラ続けることで「宿題=だるい」という認識が強化される
  3. 同じようなだるい経験は当然したくないので、ますます宿題が面倒になる(そして1に戻る…)

と言う悪循環を起こすことから、宿題会のだるいイメージを払拭するためには適度に休息休憩を挟みながら行うのが肝心です。

休憩が足りなくなるとどうしても、疲労により集中力が下がりケアレスミスが増やす原因になるので、上手な休憩の取り方こそ宿題のやる気を左右する大事な要素といってもいいでしょう。

「集中するところは集中する、休憩するときはしっかり休憩して体力を回復させる」と言うメリハリを意識することは、宿題だけじゃなく普段の勉強や受験勉強でも大切なことなのでしっかり身に付けておくようにしましょう。

 

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written by
勉強の知恵袋 編集部

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