大学受験のために浪人生活を送っている人の本分が勉強であるのは言うまでもありません。
しかし、浪人生だからといって勉強ばかりの毎日では息が詰まりそうになるので、適度に勉強以外の時間を使って、息抜きをする事は、勉強で燃え尽き症候群を起こさないためにも大事です。
今回は浪人生活における賢い土日の使い方についてまとめました。
予備校の自習室で平日の勉強を復習する日にする
予備校に通っている浪人生だと、
- 平日:予備校の授業
- 土日:模擬試験、あるいは自習
というスケジュールが一般的です。
大抵の予備校には、通っている学生が使える自習室が近くにあり、自由に勉強をすることができます。
土日は自分以外の家族がくつろいでいて家で勉強するからと気が散って集中できない不安がある人は、予備校の自習室で勉強するのも良いでしょう。
なお、予備校の自習室を使う時も、なるべく朝早くに起きて自習室利用の許可をもらうことをオススメします。
土日でも朝型生活を崩さず、受験本番に備えた生活を送るためにも大事ですが、朝早くに来ておけば比較的人がいなくて集中しやすい環境で、快適な実習を行うことができます。
早くに来ておけば空調が直撃して暑い(寒い)場所を避けることもできますし、精神的に落ち着ける隅っこの席を使って集中して勉強する…ということも可能です。
逆に、昼以降から夕方にかけては、同じく浪人生や部活終わりの現役生が自習室に集まるので、混雑した環境の中で自習をしなければいけないことが多々あります。
また、既に席が埋まっているために、自分のお気に入りの席を選べずに勉強しなければいけないというデメリットもあります。
なるべく静かで人がいない状態で勉強したければ、普段通りに朝に来て勉強するようにしましょう。
模試を受けて受験本番に備える
土日と言えば両方とも模擬試験に費やしていたと言う浪人生は少なくありません。
特に、秋から冬にかけてはほぼ毎週のように記述模試やセンター模試、大学別もしなどがめじろ押しで、自分の力量を試したり、受験本番の雰囲気に慣れておくためにも、もしを数多く受ける事は効果的です。
もちろん、春から夏にかけての受験のための基礎固めの時期に模試を受けて、早くから受験の雰囲気になれておくのでもOKです。
ただし、土日両方とも拘束される場合は、まるまる1週間を勉強に費やした疲労により勉強に対して燃え尽き症候群を起こすリスクが高まります。
燃え尽き症候群を防ぐためにも
- 平日のうち半分でもいいから休息を取る
- 2週間以上連続して模試を受けるようなスケジュールを組まない
などのスケジュール管理を行って、しっかり受験本番までモチベーションが続くように心がけましょう
また、模擬試験が終わったら、なるべく記憶が新鮮なうちに、少しでもいいからもしの復習を行うんことが肝心です。
貴重な土日の時間を大量に費やしたのだからこそ、その時間を余すことなく有効活用するためにも、終わったらなるべくその日の内(あるいは次の日のうち)に模試の解説を読み込む。自己採点をしてどうすれば得点が取れる答案が書けるのか、という点について調べてみるのも効果的です。
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バイトを入れて効率的に学費や塾代を稼ぐ
ここからは勉強以外の使い方について触れていきます。
浪人生といっても、予備校の学費や、大学生活のためのお金を稼がなければいけないともいます。
そんな人におすすめなのが、土日はアルバイトを入れて効率的に学費や塾を稼ぐことです。
普通に平日の昼間や夕方に働くのと違って、土日のアルバイトは時給が上乗せされて、その分効率的に稼ぐことができます。
ただし、飲食店やサービス業の場合は土日の方がお客さんが多くで仕事量が増える傾向があるので、自分の体力と勉強の成績と相談した上で、働く時間と日数を調整することが大事です。
もちろん、大事な模擬試験がある週は、しっかりバイトを休んで模試に集中することを忘れないでください。
なお、バイトをする場合はなるべく自宅から近い場所や、予備校の近くにあるバイト先に絞っておくと、時間を有効活用することが可能です。大きな駅の近くに予備校とバイト先があると、定期代を余すことなく有効に使うこともできます。
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受験の体力づくり&ダイエットとして運動習慣を身に付ける
浪人生活は長期に及ぶため、勉強だけでなく体力面もしっかり鍛えておくことが欠かせません。
また、運動不足がたたって太ってしまうのを避ける意味でも、適度に浪人生活中に運動する習慣をつけて頭だけでなく体も鍛えておくことは大事です。
運動といっても、ランニングや筋トレといった比較的運動強度の高い物だけでなく、ウォーキングやサイクリングのようにあまり運動する習慣がない人でも気軽にできるスポーツでもOKです。
とにかく普段から座りっぱなしで足腰が弱くなりがちな人ほど、まずは散歩から始めるのがオススメです。
適度に運動する習慣がつけば、ダイエットだけでなく運動により血行が促進するため腰痛、肩こり、頭痛などの浪人生に多い体の不調を防げます。
また、適度に運動しておくことは、体の免疫機能を高めることにもつながります。免疫機能が高まると、受験本番期に悩まされがちな風邪やインフルエンザにかかりにくくなり、より良いコンディションで受験に臨むことができます。
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土日に勉強して平日を休みの日にするのもアリ
これは、予備校に通っていない自宅浪人生や仮面浪人生がメインとなりますが、多くの人が遊びに出かけている土日はあえて勉強のために使う。
一方で、多くの人が学校や仕事をしている平日にあえて休みの日を入れることで、学生時代には味わえなかった平日の雰囲気を楽しむのも、浪人生活の1つの楽しみといえます。
また、平日の昼間であれば、土日なら行列や人だかりができている場所でも比較的人が少なくてゆっくり楽しむこともできます。
特に、平日であれば自分と同級生の友達(大学生、社会人など)と街中でばったり会うリスクも減ります。浪人生活を送ることにどこか後ろめたさや罪悪感を感じていたり、土日で人が多い中どこかに出かけることに抵抗を感じる浪人生にはおすすめです。
浪人生活は同年代の人には言いにくい悩みやコンプレックスが多いからこそ、知っている人の目を気にせずひっそり楽しめる時間を作るのも大事です。
そのためには、土日をメインに勉強をするようにして、平日はちょっと遠出をする日を1日だけ設けて、辛く厳しい浪人生活を乗り切るための息抜きの日として使ってみるのもオススメです。
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